WiMAX2+の速度制限って、すんごく難しいんですよ。
一回聞いたくらいじゃあ、理解できないほど。なので、最新の情報を使って、できるだけわかりやすくまとめてみました。
まず最初に、WiMAX2+は、
使い放題って書いてあろうが、なんだろうが、3日3Gバイトの制限は絶対にあります。ギガ放題プランにしても、3日3Gの制限はなくなりません。
WiMAX2+が扱える回線は3種類あります。
それぞれ、こんな特徴があります。
通信速度 | 容量制限 | |
---|---|---|
WiMAX | ちょい遅い 13.3/15.4Mbps | ナシ |
WiMAX2+ | 超速い 220/110Mbps | 月7Gバイト。ギガ放題プランにするとナシになる |
au 4G LTE | まあ速い 75/25Mbps | 月7Gバイト。ナシにはできない。 |
で、今のスマホやらモバイルルータは大したもんで、上の回線を複数同時に使えるんですね。例えるなら、ジュースを飲むとき、ストロー一本より二本使ったほうが同時にたくさん飲めるでしょ?みたいなことです。
回線を複数使って、高速で通信する方式にはこんなふうに名前がついてます。
使用回線 | 容量制限 | 備考 | |
---|---|---|---|
ノーリミット |
WiMAXのみ | なし | WiMAX対応機種のみ。 |
ハイスピード |
WiMAXとWiMAX2+ |
月7Gバイト。 |
主力で使いたい |
ハイスピードプラス |
WiMAX2+とau 4G LTE |
月7Gバイト。 |
LTEオプション費用がかかる。(1,000円/月程度) |
それぞれのモードには、こんなメリット・デメリットがあります。
WiMAX回線のみを使う、ちょい遅いけど、3日3Gバイト以内を守れば使い放題のモード。
WiMAXとWiMAX2+回線を使うモード。ギガ放題なら3日3G制限つきで、月の容量制限なし。ギガ放題以外だと月7Gの制限がつきます。WiMAXとWiMAX+対応の機種を使うと真価が発揮されます。
WiMAX2+とau 4G LTE回線を使うモード。au 4G LTEの素晴らしく広いエリアを利用できるため、山の中でもつながる印象。
デメリットデカすぎ。
ハイスピードプラスエリアモードで月7G制限にひっかかる
↓
ハイスピードプラスエリアモードが速度制限を受け、遅くなる
↓
さらに、ギガ放題プランにしてても、ハイスピードモードの速度も遅くなる
ギガ放題プランにして、ハイスピードモードでWiMAX2+をメインに使う、
のがイチバン無難です。
そうすると、3日3Gバイト制限以外は制限なしで使えます。
ノーリミットモード…一見使えそうですが、実は混雑する夜間などは激遅。
(2015年の工事に伴い、回線容量が縮小されたとのこと。)
ハイスピードプラスエリアモード…月7G制限にひっかかると、
ハイスピードモードの速度まで制限されるので気をつけてください。
(さらに、LTEオプション料金がかかります)
具体的に選んでみましょう。
例えば、GMOとくとくBB WiMAX2+の場合。
これで、ハイスピードモードで使っていれば、3日3G制限以外は、使い放題となります。
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